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2016年12月9日金曜日

自分を称える

源平池 鶴岡八幡宮


先日、草間彌生さんのドキュメンタリー映画

「≒草間彌生~わたし大好き~」を観に行ってきました。

まさに表題のとおり、劇中に彼女は何度も自分自身の作品を観ては褒め称える
自分がそれをやり遂げたことを、称賛しています。

実際にあったインタビューではこんな風に答えてます

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Q.ドキュメンタリー映画「≒草間彌生 私大好き」をご自分でご覧になられて、いかがでしたか?

A.自分の映画に感動して、私は涙に咽びました。一緒に観たカメラマンやスタッフも感動して泣いていました。

Q.草間さんはご自分を天才だと思いますか?

A.私は宇宙初の天才で星や太陽といつも一緒に住んでいます。私の想像力は限りもなく、地球を飛び越えて宇宙の彼方へ前進して行きます。

Q.メディアや世間からの評価をどのように受け止めればよいでしょうか?

A.自分自身の信じるところを正直に生きればいいと思います。

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草間彌生一問一答インタビューより
全文を読まれたい方は、こちら



つい最近まで、私も自分で自分を称賛するということができずにいました
ヨガを通じて、だんだんと変化してきましたが、
この癖が抜けるのには時間がかかったように思います

例えば人から褒められたとき、どんな風に答えますが?

A.ありがとう!と素直に喜ぶ
B.全然、そんなことないです。とんでもないです。と否定する。

日本人は特に、
謙遜するとか、相手を敬うとか、自分の得意なことは隠しておくとか、
出しゃばらないとか、、そんなことが美徳とされてきたように思います
凄ーく美味しいお菓子をお土産に差し出す時も、
「つまらないものですが」とか
「たいしたものではないですよ」とか
「ただのお菓子です」とか

よーくよーく考えてみると
この言葉はお菓子にも、それを贈ろうとしている自分自身にも、
さらに、今まさにそれを受取ろうとしている相手にも
大変失礼な言葉だなぁと思うのです。

だって、「つまらないもの」は欲しくないから
そんな「つまらないもの」を選んだのは誰でもなく自分だから
「つまらないもの」と称されたお菓子はきっと、美味しさが半減することでしょう
言霊とはお菓子のおいしさをも左右するのですから
(この事については、近々実験をしてみようかと思っているところですのでお楽しみに)

無意識に使っている
枕詞のようになっているそのような言葉
思い返すとまだまだ他にもあるかもしれません

口癖について、
最近よく話す事があります

無意識に使う言葉
口をついて自然に出ている言葉

少し自分の口癖に意識的になってみると
見えなかった自分の思考の癖が明らかになるかもしれません!


無意識に使っている自己評価を下げるような言葉
自分には無理だと思って諦めていた夢
やりたかったけれど、何かの理由で辞めてしまった趣味
自分が本当の意味で自分に正直に納得のできる環境にいるのかどうか

今の自分は、本当の自分を喜ばせているでしょうか?

そんなことを
最近よく考えています


水が心だとしたら
私たちの心はいつもいつも変化します
その心の波が静まったときに
その奥にある光がどれほど美しく輝いているのか
見えるのかもしれません・・・

その光を曇らせるような言葉は手放し
ありのままを称賛する言葉を使いたいですね

草間さんはいつもその光に正直に生きている方なんだなぁと
感じました。


私は、ヨガの練習の中で、マントラを唱えることで
自分自身を称える事が、どれほどに大切かという事に気づかされました
何よりもまず、自分自身に正直になれる
自分自身が喜びに満ち溢れていく

称えれば称えるほど
より一層輝く

マントラの導きは
光への第一歩ですよ!



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